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遠山 茂行*; 若松 尚則; 岡崎 彦哉
JNC TJ7440 2000-019, 17 Pages, 2000/03
核燃料サイクル開発機構では、地表から地下深部までの地下水流動を把握するため、地下水流動を規制する地質構造、水理地質学的研究を実施している。この研究の一環として、地下水流動を規制する地質構造、水理地質学的研究を実施している。この研究の一環として、地下水、気象、河川流量および土壌水分の観測(表層水理定数観測)を継続して行っている。現在まで、ICカード等を記録媒体とするデータ収録装置を使って、半自動観測を行っているが、今後、計画されている研究坑道掘削の影響調査においては、より迅速な観測結果の把握と評価が求められる。本業務では、表層における地下水流動特性の変化を随時観測するために、正馬様用地においては計測している気象観測装置、河川流量計、土壌水分計および地下水位計に電話回線を使用してデータを回収・管理するためのテレメータ集中管理システム用の機器を設置した。今回新たに設置した機器は、以下のとおりである。
杉田 道昭; 大塚 孝治*; P.von-Brentano*
Physics Letters B, 389(4), p.642 - 648, 1996/00
SPDFボソン模型を使って希土類核のE1遷移について研究した、その成果を発表する。変形した原子核の対称軸の方向の角運動量成分を、パリティをとする。=1-のオクタポール振動状態から=0+の基底バンドへの遷移確率が、=0-からの遷移確率の1%以下であるという事実は、ここ30年間の周知の事実である。ところがこれを説明できる理論はなかった。本研究では、このことがE1巨大共鳴状態がオクタポール振動状態に混ざることによって起こるものと考えて、SPDFボソン模型を使ってE1遷移を調べた。PはE1巨大共鳴状態を、Fはオクタポール振動状態を表わす。巨大共鳴状態がオクタポール振動状態に混ざるときの位相がによって異なり、その結果E1遷移確率に大きな差が出ることがわかった。
大塚 孝治*; 杉田 道昭
Physics Letters B, 209(2-3), p.140 - 144, 1988/02
被引用回数:49 パーセンタイル:90.63(Astronomy & Astrophysics)spdfボソン模型を用いて、偶々核における四重極及び八重極集団運動状態の統一的記述を与える。
目時 直人; 山内 宏樹; 北澤 英明*; 鈴木 博之*; 萩原 雅人*; 益田 隆嗣*; 松田 雅昌*; Aczel, A. A.*; Songxue, C.*; Hong, T.*; et al.
no journal, ,
重い電子系超伝導体NpPdAlの5電子状態と重い電子の起源を解明するため、結晶構造が同じ希土類化合物の電子状態を中性子散乱実験により明らかにした。PrPdAlとNdPdAlの結晶場励起を観察し、正方対称の結晶場ハミルトニアンを解析的に対角化した結果と比較して電子状態を決めた。結晶場パラメーターが物質に依らずほぼ同じであることは、有効点電荷ポテンシャルもほぼ同じことを意味する。これらの結果からNpPdAlやUPdAlの5電子状態を明らかにすることができた。